私は花が好きです。その中でも一番好きなのは、「ひまわり」です。
先日は、旦那がひまわり畑に連れていってくれました。

自宅から車で10分程度のところに、こんなにステキなひまわり畑がありました。
カメラ女子の私(女子という年齢ではないけど(笑))は、一眼レフで写真を撮りまくりました。


やっぱり、お日様に向かって咲いているんだね。そんなひまわりって、とてもステキです。
人生は楽しいことばかりではありません。辛いとき、悲しいときもあります。
そんな時、ひまわりが教えてくれるんです。
「前を向きなさい。」って。
いつ見ても、明るく笑っているひまわりさんに、一歩でも近づきたいのです。
ここで、ひまわりのステキな思い出をお話したいと思います。
約20年前の私は、小学2年生の担任をしていました。そのときの学級通信の名前を「ひまわり」にしました。
子供たち一人一人が、いつも笑顔でいつも前向きでいられるように、そして、私の大好きな花だったからです。
学級通信「ひまわり」の第一号を出したときに、子供たちにその事を話をしました。また、学級通信にも、学級通信が「ひまわり」の訳を記しました。
そうして、4年後。
この2年生の子供たちが6年生になりました。
そして、その子供たちの卒業式の朝。
卒業生である女の子が、私の教室にやって来ました。
「先生、2年生の時はお世話になりました。いろいろありがとうございました。」と私の大好きなひまわりの花束をくれました。
私は感激しました。この3月にひまわりって…。夏に咲く花を私のために探してくれたんだ。
また、添えられていた手紙には「私は先生にたくさんのことを教えてもらって感謝しています。私も先生のような小学校の先生になりたいです。」
涙が出てきましたね。
この女の子は、2年生の時に足を骨折しました。教室は2階にありました。私は毎朝、その女の子を出迎え、おんぶをして教室に行きました。
ちょうどその時、息子も2年生だったので、自分の子供をおんぶしている気持ちでした。だから、ちっとも苦ではありませんでした。
そんなことも覚えていていてくれたのかもしれないなあとうれしい気持ちでいっぱいでした。
今、その女の子は、医療関係の仕事に就いたと風の便りで知りました。教師ではなかったけれど、きっと患者さんの立場を思いやりながら、仕事を頑張っているんだろうなあと思います。
ひまわりが咲く季節は、そんなことを思い出します。だからこそ、ひまわりは、私にとって、本当に大好きな大切な花なんだと思います。